こんにちは、佐原一哉です

こんにちは。佐原一哉です。
今回、古謝美佐子サイトのリニューアルに際し、また、還暦を迎えて心機一転? 私Blogを始めてみようかということになりました。全くのものぐさで頻繁に更新することはないと思いますが、今後できるだけ私ならではの情報を色々お届けできたら、と思っています。 [2018年4月1日] (このコメントがエイプリルフールにならないように!!)

そして、今回のこのサイト全般を素敵にリニューアルして頂いたのは、古くからの友人で、武蔵大学社会学部メディア社会学科教授の、小田原敏さんです。本当に有難うございました!!!

 web上バーチャル対談

佐原一哉 × 小田原敏(webリニューアルを担当)

佐原:今回のリニューアルのポイントは?

小田原:大きく分けてふたつ。ひとつはサイトをご覧になる方のデバイスへの対応。みなさんご存知のとおりネット利用もパソコン中心の時代からスマホに移行しており、現在およそ3割の方はスマホでここを見ています。となるとパソコンを前提に作ってきたサイト表示はスマホではとても小さく見づらい画面になってしまいます。レスポンシブデザインといいますが、訪問してきた方の端末の画面サイズに応じて表示を変える方法が現在は普及しており、これが必要になってきたということです。

 二つ目は、今まではwebページはページ単位で制作し、webサーバーに構築してきたわけですが、これだと更新作業がとても煩雑です。今主流になりつつあるのは、動的ページ生成で、単純に言えば用紙にあたるテンプレートと中身の文字や画像は別々にデータベースとして付箋を付けて管理しておき、web表示のリクエストがあった時はじめてテンプレートと該当する情報を組み立てて来訪者の端末に送ります。webページがひとつのファイルとしては存在せず、要求に応じてテンプレート+データで渡すことから動的と言われています。何が便利かというと、掲載情報だけ追加していけば後は指定したテンプレートを使えばいいので、情報の追加更新作業が格段に楽になります。

 また、テンプレートの集合体のデザインテーマというのもまるごと変更が可能なので、たとえば今のデザインとはまったく異なる雰囲気のテーマをすぐに適用することができ、デザイン変更が楽だということもあります。普段使用しているブラウザを使ったCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれますが、こうしたやり方が現在は主流になりつつあります。追加更新が楽になったら佐原さんがもっと情報を出してくれることを期待しているんですけどね(笑)。

佐原:ご苦労された点は?

小田原:私が素人の域を出ないスキルなので、ほとんどが初体験。いろんな要望を実現するための「カスタマイズ」作業は結構大変でした。プログラミング言語をある程度理解しないといけないので…。デジタルの世界はみなそうですが、裏でこのデータや設定がどういう扱われ方をするのか、ということがぼんやりでも想像つくようになるまでが大変です。ワープロで1行消すのは簡単ですが、テンプレートの1行を消したり他の文字に変えたりするのは結構大変です。

佐原:ご自身で気に入っているところは?

小田原:iPhoneでの表示が格段によくなったことでしょう。これだけでもやった甲斐があります。また、問い合わせフォームやストアのフォームも以前のはジャケット写真付きで綺麗に作ったのですが、今回はDiscographyで内容は見てもらって注文はシンプルにチェックボックスだけでやるので注文処理は早く終わると思います。

佐原:ところで、今回、私、前時代的に遅ればせながらでやっとこのblogを始めたところですが、世間のSNS状況は、Facebook〜Twitter〜Instagramと凄い速さで変化していますね。私は、Facebookは開店休業状態ですしその他はやっていません。やる時間が無いのが一番の理由ですが…。今後は時間を見つけて少しずつできたらと思っています。また古謝美佐子はSNSを全くやってないですし、Facebookは本人のなりすましがいるようで困っています(ファンの皆様、古謝美佐子はFacebookなどは全くやっていませんのでご注意下さい!)。小田原さんのテクノロジーやネットなどに対するご意見を伺いたいと思います。

小田原:私も古謝さんのなりすましもいくつか見ましたし、注意のコメントもなりすまし本人には出しました(笑)。私は講義で「現代のメディア社会は巨大な伝言ゲームだ」と言っています。玉石混淆の情報がたくさん流れる環境なんです。自分が得た情報が元々はどんな話だったのかわからないし、誰かに伝えるにしても自分の理解した文脈で伝えるしかない。実はマスメディア、情報を発信する側も実は伝言ゲームの真ん中あたりにいる場合が多いことも調べればわかります。自衛策は「理屈に合わん話は何かおかしなことがあるから」ぐらいに疑ってかかることです。古謝さんを知っていればなりすましもなんとなくわかると思うのですが…。

 blogは仕事用、趣味用を10年以上やっていますが、本当に興味深い視点や趣味の深さを持っている人がいますね。SNS全般にそうでしょうが、こういう個人に触れることができるのはネットのいい点でしょう。

 ところで、私が研究しているのは主にコミュニケーションテクノロジーと人間社会ですが、ネットは生命体で言う神経と似た働きをします。前世紀末から急激に電子神経網が拡大、浸透し、個人という細胞まで神経が行き渡りました。今では人間集団全体がひとつの巨大生命体を形成しています。問題も多いですが、神経網が進化をやめることはないでしょうね。

 今は情報を引き出すプル型のネット情報が多いですが、今後急速に今までのマスメディアと同じプッシュ型に進むように思います。個人は結局ものぐさで、自分から情報を探したり得たりするより、設定したものを誰かが渡してくれるほうが楽ですから。「新着のコンサート情報をプッシュ通知してくれ」なんていうリクエストも今後増えそうですね。

佐原:なるほど。本当に色々な研究や趣味を持っている人が世の中には沢山いますからびっくりですね。私も時々参考にしています。また「ネットは生命体で言う神経」という表現は確かにその通りと納得しました。神経はものすごい速さで身体を駆け巡りますからね。我々は割とのんびりした沖縄の文化や空気の中にいることが多いので、心臓はゆったりでも神経細胞は素早くという感じで出来ればいきたいと思います。今日は貴重なご意見をありがとうございました。

小田原:いや、面倒な話になってしまってすみませんでした。佐原さんのblog、お忙しいとは思いますが、是非投稿をプッシュして伝えてくださいね(笑)

小田原敏:ネーネーズ時代からの古謝さんのファン。2000年「天架ける橋」完成祝賀パーティーで会いホームページを作りたいという希望を聞き、「古謝さんの声でしあわせをいただいているので、そのお返しに、と。ただ素人なので試作品レベルなら」とスタート。今回は4回目のリニューアル。本業は武蔵大学社会学部メディア社会学科教授。