Sahara Profile

古謝美佐子プロデューサー

佐原一哉

プロフィール

1958年福岡県北九州市門司区生まれ。音楽プロデユーサー。作詞作曲編曲家。キーボード&ギター奏者。同志社大学卒業。
 主に、沖縄の民謡や関西の河内音頭や江州音頭等、日本の伝統的大衆音楽と関り、プロデユースする。過去の主なプロデュースアーテイストは『ネーネーズ』『桜川唯丸』(江州音頭)『河内家菊水丸』(河内音頭)など。現在は主に沖縄民謡歌手『古謝美佐子』のプロデュースを全面的に手がける。また、作曲家としては森進一、都はるみ、夏川りみ、山本潤子、中尾彬、などに曲を提供する。作曲家としての代表作は「童神」。自己のレーベル「DISC MILK」を主宰する他、沖縄民謡と文楽人形のコラボレーションの脚本・プロデュースなどコンサート等の企画演出、また映像作品や著作なども手がける。妻は古謝美佐子。福岡県在住。

1980-

京都のスカ・ニューウエーブバンド『ザ・ノーコメンツ』(Victor)のリーダーとしてメジャーデビュー。「マッドネス」や「スペシャルズ」などのイギリスのバンド等と競演。Victorより3枚のアルバムを発表する。

1983-

河内音頭取り、『河内家菊水丸』のプロデュースを開始。以後、河内家菊水丸&エスノ・リズム・オール・スターズを結成し、アルバム等をプロデユース。また、オーストラリアの国際レジャー博(1987)や、イラク・バグダットの平和の祭典(1990年)等の海外公演にも出演。

1988-

江州音頭取り、『初代桜川唯丸』のプロデユースを開始。バンド「SPIRITUAL UNITY 」を率いて数々のイベント(横浜WOMAD ’91等)に出演後、’91年アルバム『ウランバン』を発表。

1990-

沖縄民謡コーラスグループ「ネーネーズ」の結成に関わり、サウンドプロデュースを開始。以後、6枚のアルバムをプロデュース(1990−1995)。ライ・クーダーやデヴィッド・リンドレー等アメリカのミュージシャンを初め、ブラジルのサンバや、インドネシア・バリ島のジェゴグループ等、数々の海外レコーディングセッションをプロデュースする。また、ヨーロッパ4カ国ツアーなどにも音楽監督として参加。

1996

沖縄民謡歌手『古謝美佐子』のプロデュースを全面的に行い、全国各地でのソロコンサートのプロデュース・企画・構成・マネジメントを開始。

1997

作家五木寛之氏の講演と古謝美佐子のミニコンサートのコラボ公演に演奏・構成して参加し、2004年までに全国数十カ所を回る。

1998

自身のレーベル「DISC MILK」を立ち上げ、第一弾シングル、古謝美佐子「童神」(DM 001)発表。

1999

五木寛之氏の詞とのコラボで、森進一「この世に人と生まれたからは」他作曲。

2000

古謝美佐子アルバム「天架ける橋」をプロデュース、制作。DISC MILKより限定発売、翌年一般発売。

2001

NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」にて「童神」が挿入歌となり、全国的反響を呼び、この頃から21世紀を代表する沖縄の子守唄として認知度を増していく。

2002

NHK「みんなのうた」放送の山本潤子「童神」(標準語バージョン)プロデュース。
「童神」をカバーした夏川りみと古謝美佐子のジョイントコンサートにて企画・構成・演奏など総合的なプロデュースを開始。この後、2005年まで全国公演が続く。
初代ネーネーズ「宮里奈美子」のソロアルバム「WINAGU」プロデュース。

2003

アイヌの歌手安東ウメ子と古謝美佐子のコラボ公演のプロデュース。
「童神」夏川りみ歌唱バージョンが2003年度日本レコード大賞金賞を受賞。

2004

夏川りみと古謝美佐子のジョイントコンサートや、古謝美佐子のソロコンサートなど(構成、演出、演奏)で全国75公演を回る。

2005

古謝美佐子シングルCD「黄金ん子」「黒い雨」2枚をプロデュース、制作〜発表。
初代ネーネーズ「比屋根幸乃」のソロシングルCD「島ぬ姿」プロデュース、制作〜発表。

2006

「竹田の子守唄」の原曲を新録音編曲した「TAKEDA LULUABYE」をプロデュース。
山本潤子と古謝美佐子の全国ジョイントコンサートツアーの構成と演奏。

2007

天草の「ハイヤ節」と古謝美佐子の沖縄民謡とのコラボ公演をプロデュース。
文楽人形と沖縄民謡のコラボレーションのプロデュースを開始。
古謝美佐子の唄と語り、吉田勘緑(当時)と木偶舎の人形による「吉屋チルー物語」の脚本と音楽を担当〜
初演し、以後、全国各地で公演。

2008

沖縄のホームソング「ニーブイカーブイ」(中尾彬 歌)の作曲とプロデュース。
古謝美佐子セカンドアルバム「廻る命」をプロデュース、作詞作曲編曲演奏。ライブ会場先行発売〜全国ツアーを企画制作

2009

NHK「名曲アルバム」の奄美民謡「嘉徳なべかな節−ワイド節」の編曲。
沖縄のギネス塩「ぬちまーす」と古謝美佐子のコラボ「ぬち・うた・まーす」をプロデュース。沖縄や東京等にて発売記念公演を企画制作。
「第7回宮良長包音楽賞特別賞」を古謝美佐子と共に受賞。

2010

沖縄のユニット「彩風」のソロシングル「命花」作詞作曲。
古謝美佐子と勘緑との「チルー物語」のジョイント公演を沖縄や大阪で初上演。

2011

夏川りみの新曲「愛しい子」「ニライ・カナイの子守唄」作詞作曲。
古謝美佐子ニューシングルCD「日々是好日」をプロデュースし、ライブ会場限定発売コンサートを企画制作。
5月以降、古謝美佐子と共に東北地方の被災地に入り、何度か慰問公演。
8月には福島第一原発から一番近いお店のスーパーマーケット「キクチ」で公演。

2012

ドキュメンタリー映画「鬼に訊け〜宮大工 西岡常一の遺言」( 山崎佑次監督)(2012年2月全国公開)の音楽を担当。DVDも発売済み。
「NHKキャスター野尻あかねと学ぶ『ふるさとの歴史と文化 遊学講座』
音楽から見える沖縄〜海を越えてつながる文化〜」に、講師として登壇。
 ( 9月11日福岡アクロス円形ホール)
古謝美佐子がゲスト参加した、普天間かおりの新曲「普天間のかおり〜琉球うみない哀歓歌〜」を作詞作曲編曲演奏プロデュースする。

2013

6月、福島県郡山市金透小学校で、真野響子・眞野あずさ姉妹のパフォーマンスの音楽監督兼キーボードプレイヤーとして、福島テレビ「君こそ未来」の収録に参加。

佐原一哉の主なプロデュース作品

ザ・ノーコメンツ

『THE NO COMMENTS』、『東京ガール』、『サイケデリックC』(Victor ’80〜’82)

河内家 菊水丸

『河内タイフーン』(’84)、『ボブ・マーリー物語』(’99)

ネーネーズ

『IKAWU』(アカバナ’91)、『ユンタ』(Ki/oon Sony ’92)、『あしび』(’93)、『コザdabasa』(Ki/oon Sony ’94)、『なーらび』(’95)『夏〜うりずん〜』(Ki/oon Sony ’95)

桜川 唯丸

『ウランバン』(WAVE ’91)

古謝 美佐子

『童神』(singleCD)(DISC MILK ’97)『天架ける橋』(DISC MILK ’00)ほか

宮里 奈美子

『WINAGU』(DISC MILK ’02)

上々颱風

『上々颱風』(Epic SONY’90)(「仏の顔も三度まで」補作詞と演奏)※

主な作曲

森 進一

「この世に人と生まれたからは」「内灘愁歌」(アルバム『こころの雫』Victor ’00)

古謝 美佐子

「童神」「天架ける橋」ほか多数

都 はるみ・三波春夫

「天の声魂」(京都遷都1200年 記念コンサート・テーマソング)

主なプロデュース・コンサート・ライブ

花の万博

大阪花の万博『河内音頭の日』’90

京都遷都1200年

都 はるみ・三波春夫 『京都遷都1200年祭記念コンサート』’94

ワルジーナ

ワルジーナ(インドネシア歌手)日本公演’95

女 友

古謝美佐子・宮里奈美子・比屋根幸乃・夏川りみ『ゐなぐどぅし(女友)』’02

主な映画音楽、ビデオ音楽、TV出演ほか

映画音楽

『ひき逃げファミリー』(アルゴ’92)、『映画の天使』(スタジオデルタ’00)

Vシネマ音楽

『仁義なきイレブン』(’93)、『姐』(’93)、『プリズンホテル』(’97)

TV出演

『人間マップ』(NHK ’95)『ヒューマンD 〜ウタシャー(唄者)の子守歌』(テレビ東京’04)

主な著作

論文(専門雑誌)

『思想の科学』「民謡とポップ」(’91)、「リズムのきしみ」(’92)、「50年後の音楽」(’96)

単行本(共著)

「ウチナーポップ」(’92)、「河内音頭の世界『日本一あぶない音楽』」(’91)

依頼執筆(専門雑誌・共著)

「未来世代に基地を残さないために」(古謝美佐子と共著)、『現代思想』2016年2月臨時増刊号」p.188-189、青土社、(2016)